さくらサーカスは24日までに、公式サイトで「ご報告とお詫び」を発表した。このほど、一部でサーカス団員だった40代の外国籍の男性と、40代女性が文化財保護法違反の疑いで、大阪府警に書類送検された件が報じられ、見解を示した。

容疑は同サーカスが22年、興行を行った大阪府の池上曽根(いけがみそね)遺跡に伐採樹木を埋めたというもの。以下、さくらサーカスが23日付で公式ホームページに「ご報告とお詫び」と題して掲載した全文。

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【全文(原文まま)】

ご報告とお詫び

日頃よりさくらサーカスを応援していただき、誠にありがとうございます。

このたびの一連の報道により、皆様にご心配やご不安をおかけしておりますこと、心よりお詫び申し上げます。

本件につきましては、これまで関係各所やお世話になっている皆様にご迷惑が及ぶことを懸念し、軽率な発信を避けるべきとの判断から、あえて公の場での発言を控えてまいりました。しかしながら、今回の報道を受け、このまま沈黙を続けることがかえって誤解を広げてしまう可能性があると考え、私たちの考えをお伝えすることが必要であると判断いたしました。

本件に関しては、撤去作業においては、専門的な作業を伴う部分について外部の事業者に委託し、適切かつ慎重に進められているものと認識しておりました。そのため、今回のように木材等が地中に埋設されている可能性があるという事態については、当時想定しておりませんでした。

しかしながら、結果としてこのような状況を招いてしまったことについては、委託しておりましたが、主催者としての管理・確認の在り方についても、改めて見直す必要があると深く受け止めております。

なお、当団としては、木材等を地中に埋設するような行為を指示・意図した事実はなく、そのような認識もございません。また、当団自らがこれらを埋設した事実も確認されておりません。

また、一部の報道においては、事実関係が十分に伝わらないまま、偏った印象を与える内容も見受けられ、多くの皆様にご心配をおかけしていることを大変残念に思っております。現在、関係各所および専門家と連携しながら事実関係の確認を進めております。

その上で、不正確または一面的な情報発信や、事実と異なる内容の拡散に対しては、看過することなく、必要に応じて法的措置も含めた適切かつ厳正な対応を講じてまいります。

私たちはこれまで、訪れる皆様に笑顔と感動を届けること、そして地域の皆様に少しでも喜んでいただける存在でありたいという想いで活動してまいりました。その想いはこれからも変わることはありません。

今回の出来事を真摯に受け止め、より一層の信頼回復に努めるとともに、再発防止に向けた取り組みを徹底してまいります。

これからも、皆様の心に響く時間をお届けできるよう、スタッフ一同努力してまいりますので、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。