3人組バンドMrs.GREEN APPLEが18日に開催した東京・MUFGスタジアム(国立競技場)の公演で、一部観客がスイートルーム内で騒ぎ、公演を妨げたことをめぐり、スタジアム運営会社は25日までに、利用規約を厳格化させるなどの再発防止策を取ることを発表した。

この問題では、スタジアム運営会社のジャパンナショナルスタジアム・エンターテイメント(JNSE)が19日、前日18日の同公演について「MUFGスタジアムに設置のLIMINAL SUITE(スイートルーム)内で、公演中に弊社(JNSE)の契約企業様・ご招待したお客様が席で騒いでいたことで、公演を妨げる行為がございました」と説明し、謝罪していた。

同社は23日「イベントの鑑賞・観戦環境の改善に向けた今後の取り組みについて」と題した新たな声明を公開。「4月18日、当スタジアムにて開催された公演において、当社が販売・提供する個室観覧席LIMINAL SUITE(以下、個室観覧席)をご契約いただいている一部利用者による、公演中の大声での会話等、周囲のお客様の鑑賞環境に影響を及ぼす行為がございました。公演を心待ちにされていたファンの皆様、アーティストおよび関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを、会場を運営する当社として、深くお詫び申し上げます」とあらためて謝罪した。

続けて「本件を重く受け止め、イベントの鑑賞環境の改善に向けた今後の取り組みをまとめましたので、お知らせいたします」とし、以下の3点を列記した。

・個室観覧席の利用者に対して、公演前、試合前に、鑑賞・観戦マナー遵守についての事前説明を徹底いたします。

・個室観覧席の利用者に対して、公演中、試合中における鑑賞・観戦マナーが遵守されているか、状況を確認するための人員を増員いたします。

・弊社が迷惑行為と判断した場合は、当該の個室観覧席の利用者全員を即時退場させる等、利用規約を厳格化します。

同社はその上で、「なお、4月18日当日は、個室観覧席を利用されている多くのお客様に鑑賞マナーを守っていただいておりましたが、ほかのお客様の鑑賞環境に影響を与えた当該利用者については、当社係員より複数回、注意と警告を行った上で、退場いただきました」とも報告。「今後も、すべてのお客様に安心してイベントをお楽しみいただける環境づくりに向け、再発防止策の徹底と運用の強化に取り組んでまいります。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます」と結んでいる。