演歌歌手大江裕(36)が19日、東京・銀座タクトで「大江裕スペシャルライブat GINZA」を開いた。昼夜2回で、13日に発売した新曲「あばよさよなら/女の夜汽車」の2曲を含む、全13曲をそれぞれ熱唱した。
新曲は師匠の北島三郎(89)が「原譲二」名義で作詞・作曲。開演前に会見した大江は「最初は『あばよさよなら』を北島先生からいただいて、その後に『女の夜汽車』をいただきました。『あばよ-』で行くぞとなってレコーディングが終わって、『女の-』もレコ-ディングしましたら、いいなと。それで、先生が一度、家に持って帰って家族に聞かせる、と。奥さんがこれは両A面にしなきゃダメだろうということで(両A面に)決まりました」。
さらに「3年前に北島先生のところから巣立つ時に『時代の海』という歌を作っていただいてから、3年ぶりに曲をいただきました。先生からいただいた曲は何曲もあるけど、緊張しますね。先生に認めてもらいたいという気持ちで行くんだけど、なかなか声が出なくてつらいです」と話した。
「あばよさよなら」という曲名について「あばよは声に出して、さよならは心の中。僕自身は、体の脂肪とあばよしたいと思っています。ちょっとダイエットしたいな。今、110キロなので100キロくらいに」とダイエットを誓った。
この日の会見に先駆けて、北島から「歌唱に色もつき、味も出てきて、ようやく一人前の歌い手になった」とコメントが届いた。大江は「ありがとうございます。まだまだなんですけどね。幼い頃から北島先生の歌が大好きで、おじいちゃんの歌を子守歌代わりにしていたんです。なれっこないんですが、小さい頃には北島三郎になりたい、と。おじいちゃんが『日本一の歌手になるのなら、日本一の歌手に教わりなさい』と言われていました。北島先生は、今も優しくしてくれてMVにも歌唱してくださっているシーンがあります。本当にいつも、優しく指導してくださいます。こういう風に歌えばいいよ、と。『まぁ、俺に似るのも仕方ない』と言ってらっしゃいます」。
デビューした時は19歳。「その当時は全国を回っても何も分からず、芸能界も分かりませんでした。ようやく最近になって芸能界が分かるようになってきました。お客さんは地方によって反応が違う。地域によって、おしゃべりも合わせていかなきゃいけないんだということが、一番勉強したことです」と振り返った。
師匠の北島ついて「先生の教えは『俺の姿を見て勉強しろ』。師匠に似るというのは、いやだと言う人もいるけど、僕は先生に似ていると言われるとすごくうれしい、幸せです」と笑顔を見せた。
3年前の北島音楽事務所からの巣立ちについて「北島先生に15年間かわいがっていただいて、巣立ちました。だからこそ頑張らなきゃいけない。先生にこれからは感謝して、どんどんうたっていかなきゃならない。それは先生の名曲をどんどん歌っていくこと。36歳からの大江裕ワールドを味わっていただきたい」と話した。
この日からTikTokを始めた。「時代がね、TikTokの大江裕を見ていただければ。午後6時からYouTubeで北島先生との対談がアップされます。北島先生がYouTubeで対談なんて、初めてのことですから、ぜひ見てください」と話した。
◆北島三郎から寄せられたコメント
「歌手になりたい」と訪ねてきた高校生がデビューをして、たくさんの皆さまのご声援を頂きながら、早いもので18年…。最近では歌唱に色もつき、味も出てきて、ようやく一人前の歌い手になった気がします。今回の新曲も、彼ならではの魅力が詰まった曲に仕上がったと思っております。これからも、遥かなる歌の道を歩いていく大江裕に、皆さまの温かなご支援を賜りますようお願い申し上げます。



