テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターが9日夜の同番組に生出演。“多忙アピール”投稿が論議を呼んでいる高市早苗首相にぴしゃりと”助言“した。
同番組ではこの日、政府が高市政権の“責任ある積極財政”実現のための経済財政運営指針「骨太方針」を持ち回り閣議で決めたことなどを報じた。
そして高市首相の支持率が世論調査で急落して一部で50%を割れ始めていることに東京・永田町で動揺が生じていることや、延長国会の実質審議は残り3日であることなど、政権運営に危うい側面があることなども合わせて伝えた。
そして高市首相が20日午後10時半ごろに自身のXに投稿し、その内容がネット上で大きな論議を呼んでいる、“多忙アピール”長文ポストの内容も具体的に紹介。
高市首相はこの投稿の中で「7月に入ってからの土日について「公邸で『骨太方針』『日本成長戦略』『地域未来戦略』に関する分厚い資料を早朝から深夜まで読み続け」「先週末までは、週明けの国会答弁に備えた資料読みやペン入れなどもあり、書類の山と格闘して過ごしていました」「この土日も、閣議決定を目前に控えた3本の文書の最終案を再度読み込んだり、数千通も溜まってしまったメール処理で今日(月)の明け方まで仕事に追われていました」などと記した。
さらに平日の自身についても「公邸に戻ってから、風呂掃除、入浴、夕食、夕食後の洗い物、洗濯、簡単な掃除まででプライベートな時間は精一杯で、後の深夜時間帯は明け方まで官邸から持ち帰りの資料読みや国会答弁資料読みに追われます」などと書いたり、「今日のお休みは本当に有難く、久々に5時間も睡眠を取れた上(総理就任以来、0時間~3時間睡眠が常態化)」などと睡眠時間が極端に少ないことなどまでつづったり、「昼からは、手付かずだった大量の洗濯後のハンカチやインナーのアイロンかけと、お裁縫(スカートの裾のほつれのまつり縫いやジャケットの緩んだボタンの補強)を一気に処理」などと家事についても記したことも伝えた。
大越氏はまず「骨太方針」などについて「これ、平たく言えば“不景気なことばっかり言ってないで、官民でバンバン投資をして経済成長させて、経済の規模を大きくすれば国の借金なんかはそんな気にならなくなるよ”と…まあ、そういう風に聞こえる“骨太の方針”だと思うんですが、そこに加えて高市総理は食料品の消費税の大幅減税という大盤振る舞いを実行する構えです」などと説明。
その上で「まあ“信念を貫く”というのは非常に大事なことだとは思いますけれども、世論調査を見ても、足元の自民党の党内を見ても、“高市さんそんなに突っ走って本当に大丈夫?”という声は高まっているようです。一国を率いる総理大臣としてここはまずしっかり睡眠をとって、世の中の多様な声にじっくり耳を傾けることも大事なのではないでしょうか」と諭すように、はっきりとした口調で指摘した。
ちなみに高市首相の当該ポストには22日朝の時点で約1.1万ものコメントがつき、苦言や怒り、時間管理能力や資質を疑問視する声など批判的な声の割合がかなり多く、事実上”炎上”と呼ばれるような状態となっている。



