評論家で編集者、タレント、コラムニストの山田五郎さん(やまだ・ごろう、本名武田正彦=たけだ・まさひこ)が亡くなったことが22日、分かった。67歳だった。山田さんは14日に亡くなり、葬儀・告別式は終えているという。

山田さんは、講談社で若者向けの情報誌「ホットドッグ・プレス」の編集長や情報誌「TOKYO1週間」の創刊に副編集長と関わるなど凄腕編集者として活躍する中で、91年にテレビ朝日系の人気番組「タモリ倶楽部」(23年終了)に出演しお茶の間でも人気となった。

出演当初の山田さんの肩書は「お尻評論家」。司会のタモリから「ヒュフテヴィッセンシャフトラー・山田五郎教授」(ヒュフテヴィッセンシャフトラー=ドイツ語で「尻(Hüfte)」を意味する言葉と「学者(Wissenschaftler)」を組み合わせた造語)と紹介されていた。

同番組のオープニングは、音楽に合わせて女性たちが画面の前でお尻を振る映像だったが、山田さんはその「お尻を振るタレント」を選ぶオーディションの審査員も務め、さまざまな女性のお尻を品評していた。

また、92年にはお尻を学術的に書き下ろした評論集も出版し話題となった。

◆山田五郎(やまだ・ごろう、本名武田正彦=たけだ・まさひこ)1958年(昭33)12月5日生まれ、東京都出身。上智大文学部卒業後、講談社に入社。編集者として「ホットドッグ・プレス」「ソフィア」「チェックメイト」「TOKYO1週間」などを担当。91年にテレビ朝日系「タモリ倶楽部」の出演をきっかけにフジテレビ系「タモリのボキャブラ天国」やテレビ東京系「出没!アド街ック天国」などさまざまな番組に出演。また、時計、西洋美術などの評論家やコラムニストなど幅広い分野で活躍。