コピーライター糸井重里氏(77)が23日、Xを更新。14日に67歳で亡くなった、評論家で編集者、タレント、コラムニストの山田五郎さん(やまだ・ごろう、本名武田正彦=たけだ・まさひこ)と初めての対談を行う予定だったことを明かした。
糸井氏は「『じぶんが終わる』という直前まで、人に会っていた山田五郎さん。ぼくもその日のあたりに『初めての対談』が予定されてました」と明かし、「会って話しておきましょう、という企画だった」と説明した。
亡くなる直前まで意欲的に活動した山田さんの姿勢を「じぶん自身をも観察する気持ちがすごい。お見事です」とたたえつつ、「見習うべきかどうか、深く考えちゃう」とつづった。
山田さんは、21年から美術を対話的に掘り下げるYouTubeチャンネル「山田五郎 オトナの教養講座」をスタートさせ、西洋美術や歴史を、軽快なトークと緻密(ちみつ)な分析で解説。闘病中も配信を続け、チャンネル登録者数78万人超の大ヒットコンテンツと育て上げた。
また、山田さんが98年から28年間に渡ってレギュラーを務めていたテレビ東京系「出没!アド街ック天国」(土曜午後9時)の公式Xは22日、追悼コメントを発表。その中で「2004年までは講談社の社員であったため、アド街のスタジオ収録の日は、わざわざ会社を休んで来てくださっていました。編集・執筆の仕事が忙しかった時もたくさんあったと思います。しかし28年間、ご本人の都合でアド街を休まれる事は、一度もありませんでした。病気がわかった後も、高熱の日や体調が最悪の日があったのに『大丈夫だよ~』と平気なフリをして出演してくださいました」と28年間を振り返るとともに、「五郎さんの最期の収録は、亡くなる6日前。身体はかなり辛かったはずですが、五郎さんはいつも通りユーモアと叡智を交えながらたくさん話してくださいました」と、亡くなる6日前に最期の収録を行っていたことを明かした。



