俳優の水上恒司(27)と池田匡志(26)が30日、都内で映画「アンダードッグ-日本初のW杯出場を決めたポンコツ男-」(27年秋冬公開予定)制作発表記者会見に登壇した。
サッカー部がない高校の生徒だった岡野雅行氏が部を立ち上げ、サッカー選手となった末に日本を初のW杯出場に導いた数奇な人生を映画化する。野性的なプレースタイルで「野人」の愛称で親しまれた岡野氏を水上が、岡野氏の友人・永井隆一氏を高校時代に徳島県代表のチームに所属するなど本格的なプレー経験がある池田が演じる。
この日が2度目の対面だった岡野氏と水上。岡野氏は“野人”とは対照的な爽やかルックスの水上を前に「イケメン過ぎるんです」と苦笑。「こんな話になるとは思ってなかったので申し訳ないなと。びっくりしています」と恐縮しきり。
この日水上は、98年当時に岡野氏が実際に着ていたユニホームを着用して登壇。正面部分にはさまざまな人物のサインが入っており、鑑定によると500万というシロモノ。水上は「ぼくは今車を着ているようなもの。身に余る光栄」と背筋を伸ばした。日本サッカーの歴史を動かした物語に触れた水上は「めちゃくちゃな話もたくさんあるんですね」と型破りなエピソードに驚きつつ、「その中で自分の力で切り開いていくっていう、僕も含め若者の中でもそういう精神が必要なんじゃないかなと」と岡野氏の生きざまに感銘を受けた部分もあった。「岡野さんの精神というか考え、価値観、これが僕は今の時代に世の人々の心に届くだろうなと痛感しました。こんなに面白い原作が歩いているので面白くできなかったら我々の責任」と断言。自身は高校まで本格的に野球をプレーしており、サッカーは「初心者」で昨年の12月から基礎練習に着手。「下手くそなんですけど気合で頑張っていこうと思っています」と意気込んだ。
岡野氏は「日本のサッカーの歴史はどんどん登っていっているなと思うので、今回の映画でサッカー興味ない人とも知って欲しいし、日本ってW杯出たことなかったんだとか、知ってもらいたいです」と願いを込め、水上には「思い通りやってもらって」と激励。一方で「かっこよすぎるんで。問題はそれだけ」と最後まで恐縮していた。
撮影は来年の1月、2月を予定。会見ではリフティングパフォーマンスを披露。一番成績が悪かった人がSNSに練習動画をアップするアップするという罰ゲーム付きで行われ、池田が33回で優勝。水上12回、まさかの岡野氏が8回で最下位という結末に終わった。



