テレビ朝日系「報道ステーション」(月~金曜午後9時54分)の大越健介キャスターは18日夜の放送で、同日の全国高校野球選手権準々決勝第4試合で、今大会で旋風を巻き起こしている初出場の有明(熊本)が、延長タイブレークにまでもつれこんだ大接戦の末、健大高崎(群馬)にサヨナラ負けしたことを受け、「ナイスゲームでした」と振り返った。

有明は、地元の熊本が先月28日に発生した地震で大きな被害に見舞われた中、逆転勝ちを続けて勝ち進み、初出場ながら初のベスト8に進出。この日も機動力と自慢の投手陣で、強豪の健大高崎を相手に、最後まで好試合をみせた。

番組では、有明ナインの奮闘を避難所で見守る熊本地震の被災者らの様子をまじえながら、試合の様子を伝えた。

東大野球部時代、投手として活躍した経験を持つ大越氏。番組で取材した、地震で被災した女性が「一生懸命やった選手たちの頑張りがありがたいです。涙が出ます」とつぶやいたシーンも流れたVTRの後、「こっちも涙が出そうになりますね」と応じた。

その上で、「今大会の開会式の選手宣誓の言葉を思い出した。その時に『いい顔をして、野球をしよう』という言葉があった。9回(裏)の(2死満塁の)ピンチの時、有明の斉藤(遼汰郎)投手が、ピンチを、緊張感を楽しむかのようなふっとした笑みを見せて、いやあ、この選手たちは本当に頼もしいなあというふうに思いましたね」と口にした。

ともにキャスターを務める同局の小木逸平アナウンサーが「被災地で見ていた方もいい表情でしたけれど、本当に、被災地の方々と有明高校のみんながつながって、力を与え合っていたような感じさえしますね」と述べると、大越氏は「ナイスゲームでしたよね」と応じ、「あの大歓声の中、本当に引き締まった好ゲームを演じた両校のチームに拍手を送りたいというふうに思います」と、両チームの健闘をたたえた。