片岡愛之助(54)が26日、都内で、「錦秋十月大歌舞伎」(同2~20日、東京・歌舞伎座)の取材会を行った。
第1部「鯉つかみ」は、12年の永楽館での初演以降、明治座、博多座、大阪松竹座でつとめてきた、上方の人気演目。歌舞伎座で上演することに、愛之助は「驚きました。いいんですか? という感じでした」と喜び「歌舞伎座でやることの重みをしっかり感じながら、先人たちの顔を思い浮かべながらつとめたい。身が引き締まりました」と話した。
伯父で故片岡我當さんに教わったことを振り返りつつ「こんなにうれしいことはない。伯父の我當、(脚色の)水口(一夫)さんも喜んでいるのでは」と喜んだ。
第2部では「盛綱陣屋」で片岡仁左衛門と共演する。今年5月に大阪松竹座でも、仁左衛門が盛綱を演じ、愛之助が和田兵衛を演じた。愛之助は、仁左衛門について「存在は大きかったです。うれしかったです。僕が見てきたお手本。その方が実際に、せりふを僕に向かってしゃべってくださる。毎日楽しかったです」と話した。



