フリーアナウンサー羽鳥慎一は28日、MCを務める「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。お茶の間でおなじみの「スーパーアキダイ」秋葉弘道社長が27日、消費税減税をめぐる参考人質疑が行われた衆院財務金融委員会に参考人の1人として出席し、現在の8%が2年間に限って1%に減税された場合を念頭に、さまざまな不安を口にしたことについて「具体的な現場消費者の思いだなあと思います」と口にした。

高市早苗首相肝いりの、飲食料品について来年4月から消費税率を現在の8%から2年に限って1%に引き下げることについて、秋葉氏は意見陳述で「(8%が1%へ)7%分下がった喜びというのは、多分、1カ月もたないと思います」と指摘。消費減税は「多くの庶民、消費者からすると(消費税率を)下げてもらうのはうれしいが、2年後に(再び8%に)上がる時のダメージはすごい大きい」と述べ、「政治家が約束を守るのは素晴らしいことでやるべきことだが、勇気をもって変更することもあり得るのかな」などと主張した。

この日の放送では、同委員会での秋葉氏らの主張の内容について伝えた。羽鳥は、コメンテーターの意見を聞きながら「消費税が2年後に(再び8%に)戻るということもショックも非常に大きいですが、物価、給与がそっちの方が本質的な問題というのは、そうなのかなと思います」と述べた。

起業家で「リディラバ」代表の安部敏樹氏が「(議論は)本当は(2月の)選挙の前にやっておくべきだった。民意が出ている中で(消費減税を)ひっくり返すのは相当難しい」と指摘すると、羽鳥は「調査する機関で若干、数字は違いますが、まだ(世論調査では)消費減税賛成というのが、若干多いじゃないですか」と世論に触れながら、「ただ実際(減税を)やって、秋葉さんも言っているように、(すぐに)うれしさが少なくなってというところがあって。それがどうなるのかなと思う」とも口にした。

元AERA編集長でジャーナリストの浜田敬子氏が「(2年後に税率を)戻す時は本当に難しい」と指摘すると、羽鳥も応じるように「戻せるのかと。これまでの政権がいろんなダメージを負いながら上げざるを得なくて上げてきたものを、今回バーンと一気に下げるわけじゃないですか?戻せるのかと」と述べた。

また、安部氏が「2年後もインフレは続いている。物価高は減っているわけでもない」と予測を口にすると、羽鳥は「物価高が続いている中で(税率を)戻す。大変なことになる可能性があるというところです」と応じ、「お店に毎日立っている秋葉さんの思いというのが、ここではうかがえました」と結んだ。