覚せい剤取締法違反の罪で起訴された女優酒井法子被告(38)夫婦が14日、弁護人を通じて東京地裁にそれぞれ保釈を請求した。酒井被告は8月8日に逮捕され、警視庁東京湾岸署に拘置中。夫の高相祐一被告(41)は8月3日に現行犯逮捕され、渋谷署に拘置中。

 酒井被告について、東京地検は「証拠隠滅の恐れがある」として、保釈反対の意見を出すとみられる。

 東京湾岸署前には、100人に上る報道陣が集まった。

 酒井被告は東京・南青山の自宅で8月上旬に覚せい剤を所持していたとして8月28日起訴され、さらに7月30日ごろに鹿児島県・奄美大島のホテルで覚せい剤を吸ったとして使用罪でも9月11日に追起訴された。

 高相被告は別の覚せい剤使用・所持の罪で起訴された。

 初公判は酒井被告が10月26日に、高相被告は10月21日にいずれも東京地裁で開かれる。

 [2009年9月14日11時37分]ソーシャルブックマーク