萩本欽一(68)が司会を務めるNHK新番組「欽ちゃんのワースト脱出大作戦」(5月7日第1回放送)の初収録が17日、同局で行われた。欽ちゃんは「僕にとってフィナーレの番組として正面から取り組みたい」。あわや“引退宣言”ともとれる発言もあったが「それくらいの覚悟で」と、意気込みを強調した。

 番組は、環境、犯罪、事故などさまざまな「ワースト」から脱出したい地域の取り組み応援する。身の回りのワーストについて欽ちゃんは「去年あたりからジジイになったと自覚が出てきたこと」と笑い「もう番組をすることもないかなと思っていたら『欽ちゃんの-』という名前のついた番組をやらせていただくことになり、うれしくて。最後と思って頑張るぞという覚悟でやります。最後だと思ってるんですけどね」と話した。

 ゲスト出演したモデルの杏は「疲れていて、頭を洗いながら寝てしまったことが最近のワースト」。欽ちゃんは「それは自分で脱出してください」と大笑いしていた。

 [2010年4月17日17時11分]ソーシャルブックマーク