公益財団法人・放送文化基金(河竹登志夫理事長)は27日、第37回放送文化基金賞を発表した。東京海洋大客員准教授でタレントのさかなクン(35)が発見の契機となったクニマスを扱った番組「クニマスは生きていた!

 “奇跡の魚”はいかにして『発見』されたのか?」(毎日放送制作)など4番組が、各部門本賞に選ばれた。個人・グループ部門の放送文化で映画評論家の浜村淳さんが受賞、先日亡くなった俳優児玉清さん(享年77)に特別賞が贈られる。

 同賞は過去1年間(10年4月~11年3月)のテレビ・ラジオ番組と放送の発展に寄与した個人・グループに贈られる。贈呈式は6月24日、千代田放送会館ホール(東京・千代田区紀尾井町)で。