映画プロデューサー角川春樹氏(67)に40歳年下の恋人がいることが17日、分かった。お相手は約2年前、同氏のプロデュースでデビューした歌手ASUKA(27)。同氏は周囲に「結婚する」と宣言しているという。過去5回の結婚、離婚歴があり、再婚が実現すれば、6度目にして芸能界史上「最多年の差夫婦」の誕生になる。現在、12年ぶりに監督を務めた映画「笑う警官」が公開中と、角川氏は公私ともに元気いっぱい。近い関係者からは「年の差を感じないカップル」などと、2人の熱愛ぶりの証言が相次いだ。

 映画プロデューサーにして監督、俳人、経営者など多彩な顔を持つ角川氏に40歳下の「彼女」がいることが、複数の関係者の証言で明らかになった。お相手はASUKA。角川氏が発掘し、プロデュースしたとして、07年11月に歌手デビューした。角川氏が広島・尾道大で講義していた06年、ASUKAが毎週通って受講。彼女の才能が同氏の目にとまり、本格的交際に発展したとみられる。18日発売の「週刊文春」でも2人の関係を報じている。

 9日に発売されたばかりの単行本「生涯不良~師弟問答~」(マガジン・マガジン刊)を角川氏と共著している、同氏の愛弟子で作家の石丸元章氏も師匠とASUKAの熱愛を認めた。「2人は、自他ともに認める恋人です。周囲の人はみな知っています。彼女は(角川氏主宰の)句会ですばらしい句を作るなどしており、春樹先生は彼女の才能にひかれたと思います」。

 驚異の「40歳差カップル」だが、石丸氏によると「(角川氏は)1日3万3000回、道場にこもって長い木刀をふるなど激しい訓練を続けており、体を鍛えている。また、服装もおしゃれなので、年の差は感じないですね」。周囲に結婚をにおわす発言もしているといい「9月に行われた彼女の誕生日パーティーで(角川氏が)『結婚する』と宣言したのも本当です(笑い)。でも恋人の誕生パーティーですからね…。みんなほほ笑みで祝福しています」(石丸氏)。

 角川氏は5度の結婚、離婚歴がある。今回、再婚が現実になれば「6度目の結婚」。別の関係者によると、2人は、東京・青山の高級ブティックや、銀座の隠れ家的居酒屋などで仲むつまじくデートしている姿をしばしば目撃されている。

 現在、角川氏が12年ぶりにメガホンを持った映画「笑う警官」が公開中。ASUKAは同作品にも女性警官役で出ているという。映画関係者も「女性はここ数年ずっと春樹さんに同行していたので、結婚するとしても不思議じゃない」と証言。角川春樹事務所ではこの件に関し「プライベートのことは一切お答えできません」と話した。

 [2009年11月18日8時30分

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