21日に那覇市で開催される「ミス・インターナショナル世界大会」に先立ち、今日1日から沖縄入りする日本代表の吉松育美(25)が9月30日、日本人初のグランプリ獲得を宣言した。「日本も今暗いニュースが多いので、私がグランプリを獲得して、日本を明るくします」。

 明日2日には世界75の国と地域の代表が那覇市に勢ぞろいする。沖縄県内で“美女軍団”が地元の人々と触れ合うことになるが、この活動も審査対象。吉松は主催国代表として、各国代表から質問攻めに合う可能性が高い。

 また、日本での世界大会開催は07年(東京)以来5年ぶり。同年は、白田久子さん(30)がフォトジェニック賞と4位入賞を果たしており、今回は吉松の“参謀”として行動することが決定。吉松は「白田先輩がいてくれて心強いです」と目を輝かせた。

 ◆吉松育美(よしまつ・いくみ)

 1987年(昭62)6月21日、佐賀県鳥栖市生まれ。小中学校はバレーボール部で、中学時代はセンターで佐賀県選抜に選ばれた。父幸宏さん(53)は日本が不出場の80年モスクワ五輪陸上400メートル障害で日本代表に選ばれていた。171センチ、B88-W61-H90センチ、靴のサイズは24センチ。