俳優加藤晴彦(39)が7月末に、30代の一般女性と結婚していたことが24日、分かった。女性は現在も、加藤の出身地でもある名古屋のテレビ局に勤務している。知り合ってから2年でゴールインした。加藤は、仕事で東京と名古屋を往復する生活の中、静かに愛を育んでいたようだ。

 故郷の「名古屋愛」にあふれる加藤が、伴侶も名古屋に住む女性を選んだ。女性は、名古屋のテレビ局に勤務する30代女性。部署など詳しいことは不明だが、アナウンサーではない。知人の紹介で、約2年前に知り合ったという。

 加藤は当時から、名古屋と東京での仕事がほぼ半々というバランスで、両方に拠点を置きながら頻繁に往復する生活を続けていた。球団外広報に就任するなど、中日ドラゴンズの熱狂的ファンとして知られ、日ごろから出演番組などで強い「名古屋愛」をアピール。そうした中で知り合い、名古屋でリラックスできる環境も影響したのか、意気投合して本格交際に発展していったようだ。

 相手が一般人ということもあり、交際は口外してこなかったが、真剣交際は順調に進み、ゴールインという形で結実。先月末に婚姻届を提出していた。加藤は名古屋で同居しながら、これまで通り、東京と名古屋を行き来する新婚生活を送ることになりそうだ。

 加藤は、日刊スポーツの取材に対して、結婚を認めた上で、今後の自分について「今まで通り、マイペースでガツガツいかず、周りの人を大切に、人間として、男子として、そして、だんなとして精進します」とコメントした。女性は妊娠していないが、「すぐにでも授かればいいなと思っています」と話している。

 加藤は、俳優の仕事を始めてから今年で25年になる。来年5月13日には40歳になる。タレントとしてバラエティーにも積極的に出演するなど、幅広く活動しているが、愛してやまない地元名古屋で手にした愛が、今後の大きな支えになっていきそうだ。

 ◆加藤晴彦(かとう・はるひこ)1975年(昭50)5月13日、名古屋市生まれ。94年(平6)にTBSドラマ「アリよさらば」で本格デビュー。95年にテレビ朝日系「Change!」で初主演。同年はNHK連続テレビ小説「走らんか!」にも出演。映画も94年から出演を重ね、00年「月」でエランドール賞の新人賞を受賞。175センチ、59キロ。血液型O。