コンテンツエリア



メインコンテンツ

冬のマカオで旅ラン!12・4マカオ国際マラソン開催

フルとハーフのコースに含まれている世界遺産「媽閣廟」
フルとハーフのコースに含まれている世界遺産「媽閣廟」

 冬マカオの恒例イベント「第35回マカオ国際マラソン」が12月4日に開催される。市民参加型のマラソン大会で、今年は約1万人の市民ランナーがエントリー。フル、ハーフ、ミニマラソン(5.5キロ)の3部門があり、初心者からベテランランナーまでが楽しめる大会となっている。また「マカオ・ライト・フェスティバル」や「ラテン・シティ・パレード」などのイベントが同日開催され、一層お祭り気分を盛り上げてくれる。

定員増!五輪スタジアム発着で本格的マラソン気分

 12月4日に行われる「マカオ国際マラソン」は、国際マラソン・ロードレース協会(AIMS)に登録されている国際マラソン大会で、今年で35回目となる。一般参加の定員数を昨年の8千人から1万人に増やし、9月末に公式サイトで参加者募集を開始したところ、すぐに定員に達したということから、人気の高さがうかがえる。

 フル、ハーフ、ミニマラソン全ての種目のスタート、ゴール地点は、タイパにあるオリンピック・スポーツセンター・スタジアム。「市民参加のマラソンで、スタート、ゴールがスタジアムという大会は珍しいですね。気軽に参加できるミニマラソンでも本格的なマラソン気分を味わうことができます」と話すのはマカオ観光局の松本二実さん。一般参加1万人のうち、半分の5000人がミニマラソン。ラン初心者にはうってつけといえるだろう。

大型ホテルも!世界遺産も!新旧マカオを走り抜く

12月4日に開催される「マカオ国際マラソン」
12月4日に開催される「マカオ国際マラソン」

 一方、フル、ハーフのコースは、マカオの歴史を知ることのできる良コースだ。大型リゾートホテルが林立するタイパや、世界遺産やマカオタワー、昔ながらの街並みが見られるマカオ半島など、新旧マカオを走り抜ける。コタイ地区とマカオ半島をつなぐ2つの橋以外は、アップダウンもなく、走りやすい。制限時間は、フル5時間、ハーフ2時間半と、一般的な市民マラソンと比べて若干厳しめだが、挑戦しがいのある大会だ。年々増える参加希望者が、それを物語っている。

 マラソンのスタート時間は午前6時(ミニのみ6時15分)。フルに出場しても、お昼前には終了するので、午後にはマカオ観光、グルメを存分にたん能できる。時間を有効活用できるのもうれしい。

 毎年12月の第1日曜日に開催されるマカオ国際マラソン。最短で土~月曜日の2泊3日で大会に参加することができること、時差がマイナス1時間なので体に負担がほとんどかからないこと、平均気温が16.5度と走るには最高の気温であることなど、おすすめポイントをあげればきりがない。来年の募集はおそらく9月末から10月にかけて開始される見通しなので、ぜひマカオ観光局の公式サイトなどで最新情報の確認を。また旅行会社ではパッケージツアーを販売する予定だ。さあ、マカオで「旅ラン」しませんか?

マラソン後はイベントへ!ライトフェス&パレード

「マカオ・ライト・フェスティバル」のプロジェクション・マッピング
「マカオ・ライト・フェスティバル」のプロジェクション・マッピング
カラフルな衣装が目をひく「ラテン・シティ・パレード」
カラフルな衣装が目をひく「ラテン・シティ・パレード」

 マカオ国際マラソンが行われる12月4日、「2016ラテン・シティ・パレード」と「マカオ・ライト・フェスティバル」の2イベントが同日開催される。

 「2016ラテン・シティ・パレード」は、マカオ特別行政区政府の設立を記念し11年に始まった。マカオ内外から50団体のパフォーマーたちが、聖ポール天主堂跡前に集結。午後4時に出発し、カラフルな衣装で街中をパレードする。ゴールは塔石広場で午後6時に到着する予定だ。

 「マカオ・ライト・フェスティバル」は、西湾湖、南湾湖周辺や世界遺産のリラウ広場などが、きらびやかな光で彩られるイベント。ライトショーやプロジェクションマッピングなど、幻想的な景色が楽しめるほか、参加型のゲームも用意されている。フェスティバルは12月31日まで連日開催される。「マカオは治安もいいので、(ライトショー見物は)食後の散歩におすすめです」と、マカオ観光局の松本さん。

 マラソンの後は、夕方からラテン・シティ・パレード、夜はライト・フェスティバルと、12月4日はイベントづくしの1日となっている。

マカオ初の国際映画祭!小日向文世主演作も出品!

©2017 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ
©2017 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ

 マカオ初となる国際映画祭「マカオ国際映画祭」が12月8日~13日の6日間、マカオ文化センターとマカオ科学館などで開催される。マカオ内外からメディアや監督、俳優ら映画関係者を約500人招待する。韓国の歌手で俳優のチャン・グンソクが記念すべき第1回の広報大使に任命された。また日本からは、小日向文世主演、矢口史靖監督映画「サバイバルファミリー」(配給東宝、17年2月11日公開)が、コンペティション部門に出品されることが決定した。矢口監督と小日向は、ワールドプレミア上映に出席予定となっている。

年に1度のチャンス!年末までバーゲンセール開催

 12月3日から31日まで、マカオでは年に1度のバーゲンセール「第6回マカオ・ショッピング・フェスティバル」が開催される。9つのショッピングモールと15のショッピングセンターが対象で、期間中はセールやラッキードロー(ふくびき)などを実施する。また12月23~25日は、マカオ発のショップのクリスマス特別セール「マカオ・グランドセール」が、マカオ・フィッシャーマンズ・ワーフのコンベンション・センターで行われる。マカオでお買い物するなら12月がチャンスだ。

2軒が1つ星で初選出!最新ミシュランガイド発売

 「ミシュラン・ガイド 香港・マカオ2017」が今月発売された。マカオのレストランは前年度版から3軒増えて19軒となった。スタジオシティ内の広東料理「パールドラゴン」と、リッツカートン・マカオにある広東料理「麗軒」の2軒が1つ星で今回初めて選ばれた。また300パタカ(約4500円)以下で前菜、メイン、デザートを楽しめる「ビブグルマン」のレストランも、1軒増の12軒となった。

協力:マカオ観光局 http://www.macaotourism.gov.mo




フィーチャー




社会

井山裕太が日本囲碁界初のタイトル7冠独…/今日は?
井山裕太が日本囲碁界初のタイトル7冠独…/今日は? [記事へ]





右カラム