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市街地がサーキット!年に1度の激走「マカオGP」

マカオ・グランプリのメインとなるF3レース
マカオ・グランプリのメインとなるF3レース

 年に1度のモータースポーツの祭典「第63回マカオ・グランプリ」がいよいよ11月17日に開幕する。マカオ・グランプリは、公道を走る市街地レースで、F3やGTカー、オートバイなど複数のレースが期間中に行われる。日本人選手のも多数参戦予定で、国内でも注目の大会だ。11月のマカオは暑すぎず、寒すぎず、最も過ごしやすい気候となる。日に日に寒くなる日本を抜け出し、マカオ旅はいかが?

セナもシューマッハも佐藤琢磨も過去に出場

 マカオ最大の国際的イベント「マカオ・グランプリ」が、11月17~20日に開催される。54年から毎年行われ今年で63回を数える、歴史と伝統のあるモータースポーツイベントだ。舞台となるのはマカオ市街地。期間中マカオ半島南部の公道を封鎖し、サーキットに転用する。街なかを激走する市街地レースならではのスリリングなレース展開がマカオ・グランプリの魅力だ。

 マカオ・グランプリのメインレースとなるのはF3。過去にアイルトン・セナやミハエル・シューマッハー、佐藤琢磨などが優勝した後、F1へ参戦し活躍していることなどから、F1への登竜門レースとしても広く認知されるようになった。また今年から国際自動車連盟(FIA)主導のワールドカップへ格上げされたことでも話題となっている。今年の全日本F3選手権チャンピオン、山下健太の活躍にも期待だ。マカオ・グランプリではF3の他、GTアジア選手権、WTCCツーリングカー選手権、オートバイのモーターサイクルグランプリなどさまざまなカテゴリのレースも同時開催される。まさにモータースポーツの祭典だ。

チケット入手困難も「貯水池スタンド」が穴場

 これら各レースの舞台となるのは全長6.2キロの「ギア・サーキット」だ。公道サーキットだけに路面のコンディションが厳しい上、道幅が狭く、急カーブも多いことから、攻略の難しいコースとして知られている。観戦チケットは超人気で入手困難だが、「当日でもチケットが入手できる『貯水池スタンド』が穴場。おすすめですよ。貯水池スタンドのフェリーターミナルでチケットは入手できます」と、マカオ観光局の松本二実さんは、こっそり教えてくれた。また、レースを観戦したら、グランプリ博物館へ行くのもお忘れなく。歴代の活躍したマシンが展示されており、マカオ・グランプリの歴史を深く知ることができる。

 世界遺産の街を舞台に繰り広げられる熱いレースは、モータースポーツファンならずとも一見の価値がある。

食の世界旅行!人気店100店超を食べ比べ

100店以上が軒を連ねる「マカオ・フード・フェスティバル」
100店以上が軒を連ねる「マカオ・フード・フェスティバル」

 毎年マカオ・グランプリと同時期に実施される「第16回マカオ・フード・フェスティバル」が11月14~27日、マカオタワー前の西湾湖広場で開催される。地元マカオをはじめ、ヨーロッパや中国、アジア料理(もちろん日本料理も)の人気店が100店以上出店される、食の一大イベントだ。世界各国の料理を、気軽に食べ比べできるのがうれしい。またライブパフォーマンスやゲームなどもあり、食以外でも来場者を喜ばせてくれる。お店の数が多いので、1日では当然回りきれない。この期間中にマカオへ旅行される方は、何度も足を運んで、マカオで食の世界旅行を楽しんでほしい。

初の国際映画祭!マカオ観光の新しい魅力に

 マカオ初となる国際映画祭「マカオ国際映画祭」が12月8日~13日の6日間、マカオ文化センターとマカオ科学館などで開催される。記念すべき第1回となる今回は、マカオ内外からメディアや映画関係者らを約500人招待する予定となっている。実行委員会の会長を務めるマカオ政府観光局のフェルナンデス局長は「映画祭の開催は映画・テレビ産業の振興だけでなく旅行地としてのイメージアップが期待され、マカオ観光の新しい魅力になるものとみられる」と意気込みを語った。

マカオ国際花火コンテストで日本代表が優勝

コンテストで優勝した日本チームの花火
コンテストで優勝した日本チームの花火

 9月から10月初旬にかけて、10カ国が出場した「第28回マカオ国際花火コンテスト」において、日本代表チームが優勝した。5年ぶりの出場となった日本は今回、BABYMETAL(ベビーメタル)や元ちとせなどの日本の楽曲に合わせて華麗な花火を披露し、観客を魅了した。日本の優勝は6年ぶり、8回目となる。2位はルーマニア、3位はカナダだった。

赤ちゃんパンダの名前決定!「健健」&「康康」

双子のお父さんパンダ「開開(カイカイ)」
双子のお父さんパンダ「開開(カイカイ)」

 6月にマカオで誕生した双子の赤ちゃんパンダの名前が、「健健(ジェンジェン)」と「康康(カンカン)」に決定した。一般公募で選ばれたこの名前は「健やかに育ってほしい」というマカオの人たちの願いが込められている。ちなみにお父さんパンダの名前は「開開(カイカイ)」、お母さんは「心心(シンシン)」。「開心」とは中国語でハッピーを意味する。ハッピーで健康なパンダ親子の誕生だ。現在、コロアンのパンダ館で見られるのは、親パンダのカイカイとシンシンのみ。一家そろった姿を見られるのは、早くて年末になる見通しだ。

協力:マカオ観光局 http://www.macaotourism.gov.mo




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