キッセイ薬品工業(長野県松本市)は16日までに、米企業が開発し、キッセイが国内で販売する血管炎治療薬「タブネオス」(一般名アバコパン)を服用後に死亡した患者が20人報告されたと発表した。因果関係が不明なものも含む。重篤な肝機能障害が報告されており、医療機関に対して新規患者への投与を控えるよう呼びかけた。タブネオスは、指定難病の「顕微鏡的多発血管炎」と「多発血管炎性肉芽腫症」の治療薬。キッセイによると、2022年の市販後、国内では約8500人(今年4月27日時点)が使用したとみられる。肝機能障害は薬の「重大な副作用」に挙げられていた。(共同)