2001年9月の米中枢同時テロから25年となった11日、トランプ大統領は首都ワシントン近郊の国防総省で開かれた追悼式典で犠牲者に黙とうをささげ「私たちは決して忘れない。だから今日われわれは戦う」と演説した。テロとの戦いを続ける考えを示した上で、2月末に開始した対イラン攻撃に言及し正当化した。

トランプ氏はイランについて「世界最大のテロ支援国」だと指摘。イランの核兵器保有を阻止するために活動する軍人に敬意を表明した。同時テロ後の25年間で「わが国はかつてないほど強くなった」とも述べた。

ヘグセス国防長官も式典で演説し「悪との闘いは今も続いている」と強調。イランを「壊滅させた」と主張した。

式典にはトランプ氏の妻メラニアさんのほか、米軍制服組トップのケイン統合参謀本部議長らも出席。同時テロ当時、ブッシュ(子)政権で国家安全保障問題担当の大統領補佐官だったライス元国務長官も演説した。

同時テロでは国際テロ組織アルカイダのメンバーがハイジャックした旅客機4機のうち、1機が国防総省に突っ込み、184人が犠牲になった。(共同)