将棋の西山朋佳白玲(清麗・女流名人・女流王将=31)が5連覇を目指して福間香奈女流4冠(女王・女流王座・女流王位・倉敷藤花=34)の挑戦を受ける、将棋の、ヒューリック杯第6期白玲戦7番勝負第5局が10日、金沢市「ホテル日航金沢」で行われた。対局は後手の西山が勝ち、対戦成績3勝1敗で防衛するとともに、通算5期獲得として「クイーン白玲」の称号を得た。同時に女性初の「棋士」になれる権利も獲得した。女性初の棋士となる権利を行使するかの意向を問われたが、西山白玲は、盤面に集中していたとし「最初に申し上げた通り、すぐには答えられない」と即答を避けた。

回答期限である2週間後までに申請すれば、女性で初めての「棋士」西山朋佳が誕生する。

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西山が「棋士」になる場合、白玲5期獲得から2週間以内に日本将棋連盟に申請し、同連盟が受理したら正式に決まる。

来年4月1日付で「四段」としてデビュー。フリークラスに在籍するため、名人を頂点としてA級、B級1組、B級2組、C級1組、C級2組の5ランクで構成される順位戦を除く公式棋戦と、女流棋戦の両方での出場が可能となる。

なお、フリークラスデビュー組となった棋士編入試験の合格者4人(瀬川晶司六段、今泉健司五段、折田祥吾五段、小山怜央四段)、奨励会三段リーグで次点2回獲得者(伊奈祐介七段=引退、伊藤真吾六段、渡辺正和六段、渡辺大夢六段、佐々木大地七段、古賀悠聖六段、柵木幹太五段)は全員、同連盟が定める昇級条件を満たし、C級2組へと昇級としている。

囲碁界の女流棋士は、規定により全ての公式戦に出場できる。トーナメントを勝ち進めば当然、対局数が増える。上野愛咲美女流名人は2021年に79局、22年74局、藤沢里菜女流本因坊が23年69局、24年80局で、最多対局を記録している。これを例に取れば、西山も活躍次第で同じくらいの対局数が想定される。