8日に行われた自民党の総務会で、小泉進次郎衆院議員(36)が、柴山昌彦衆院議員(51)とともに筆頭副幹事長に就任することを含めた幹部人事が、正式に了承された。

 進次郎氏は、総務会に先立って行われた二階俊博幹事長の会見で、二階氏の横に立ち、幹事長会見へのデビューも果たした。

 会見であいさつした進次郎氏は「自民党で初めてダブルの筆頭(副幹事長)体制となりましたが、私が柴山先生の次席の筆頭という思い。筆頭という意識はなく、むしろ下から数えて筆頭だという思いでしっかり幹事長を支え、自分ができることを全力でやっていきたい」と、控えめに抱負を語った。

 今回の党幹部人事では、通常国会での迷走発言で、安倍政権支持率低下の一因となった金田勝年前法相が、幹事長代理に就任した。 また、組織運動本部長代理には、政治とカネの問題で経産相辞任以降、表立った役職に就いていなかった小渕優子衆院議員が起用された。