秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(25)と、眞子さまの国際基督教大(ICU)の同級生で、法律事務所勤務の小室圭さん(25)が3日、婚約し同日午後3時から会見を開いた。

 眞子さまと小室さんの会見での主な一問一答は、次の通り。

 -天皇、皇后両陛下にはどのように報告され、どのようなお言葉がありましたか

 眞子さま 先ほど、御所へごあいさつに上がりました。天皇、皇后両陛下よりは大変温かく、心のこもったお言葉をいただきましたが、そのお言葉は私の心の内に、大切にとどめておきたく存じます。

 小室さん 先ほど、ごあいさつ申し上げたところ、天皇、皇后両陛下よりお言葉を賜り、誠にありがたく存じました。宮さまと同様に心の中に、大事にとどめたく存じます。

 -出会って婚約の意思を固めるまでの経緯は

 眞子さま 小室さんと最初にお目にかかりましたのは、大学1年生の頃でございましたが、知れ違うと軽くあいさつをする程度でございました。初めてきちんとお話をしましたのは12年、国際基督教大が交換留学生のために教室で開いた説明会でした。その時、私が座った席が、小室さんの座った席の後であったことが、きっかけとなりました。それから親しくお話をするようになり、交換留学前からお付き合いを始めました。プロポーズ…。お互いにお付き合いする人は、結婚を考えられる人でありたいという共通の認識がございましたので、結婚については当初より念頭にありました。そのようなわけで、プロポーズで初めて結婚を意識した、というわけではございませんでしたが、もちろん、誠にうれしく思いました。私の言葉は決まっておりましたので、プロポーズはその場でお受けいたしましたが、時期についてはお互いに相談しながら決めていこうということで、今まで過ごしてまいりました。

 小室さん 初めてお話しをきちんといたしましたのは、12年の交換留学に伴う大学構内の説明会でした。交換留学前からお付き合いを始め、その後宮さまは英国へ、私は米国へ1年間留学し、長く遠く離れておりましたが、その間もしばしば連絡を取りながら、交際を深めてまいりました。帰国後もお互いの気持ちを確認し合いながら、プロポーズに至りました。

 -プロポーズについて

 小室さん 2013年12月に、私から宮さまに「将来、結婚しましょう」というように申し上げました。場所は都内で、食事の後、2人で歩いていた時であったと記憶しています。

 -お互いはどういう存在ですか。普段は、お互いをどのように呼び合っていますか

 眞子さま ひと言で申し上げるのは難しゅうございますが、小室さんは私を温かく励ましてくれる存在でございます。最初に引かれたのは、太陽のような明るい笑顔であったと思いますが、性格を深く知るうちに、真面目でご自分の考えと強い意志を持ちながら努力されるお姿、また物事に心広く対応されるお姿に引かれました。普段は、お名前で呼んでおります。

 小室さん 宮さまと、たびたびお会いするようになりましてから、ある日、夜空にきれいな月を見つけ、その時、思わず宮さまにお電話をいたしました。その後も、きれいな月を見つけますと、うれしくなり、宮さまにお電話をおかけしています。宮さまは私のことを、月のように静かに見守ってくださる存在。とても愛情深く、確たる信念をお持ちのところに強く引かれました。普段はお名前で呼んでおります。

 眞子さま ここでは、実演はご遠慮申し上げるのですけど、具体的に申し上げると、ファーストネームでお呼びしております。