山尾志桜里衆院議員(43)が年下弁護士とのダブル不倫疑惑を報じられ民進党を離党した。またもや噴出した政治家のスキャンダルに、各界から怒りやあきれなど様々な声が挙がっている。 

 山尾氏を支持している漫画家の小林よしのり氏(64)は6日、ブログで「山尾志桜里はわしが女性初の総理になれる逸材だと期待していただけに不倫スキャンダルは残念だ」と吐露。7日には「『仲が良すぎた』のは、わしも目撃している」と山尾氏と相手の倉持麟太郎弁護士(34)が親密な関係だったことを知っていたことを明かした。

 なお小林氏は「わしは本来、政治家の恋愛沙汰、不倫沙汰を認めていない。税金で雇われている身なのだから、『私』の欲望は抑えて、『公』のために尽くすのが政治家の使命だと思っている。政治家を志した時点で、それだけの覚悟は持つのが当たり前だと考える」と政治家の不倫についての持論を述べつつ、一方で8日には「民進党は、山尾議員の『能力』を評価できず、民主主義に不必要な『不倫の有無』だけで、山尾氏を離党にまで追い込んだ」と民進党を批判している。

 尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏(70)はブログで、国会議員の相次ぐ不倫報道に「議員さん! 自覚なさ過ぎますね! 気が緩み過ぎ 国民をバカにしています」と怒りをあらわに。さらに「ご本人や相手のお子さんたちのこと すごく心配になります」と親の不倫が子におよぼす悪影響を心配した。

 7日放送のTBS系「ひるおび!」で落語家の立川志らく(54)は、山尾氏が幹事長への抜てきの打診を受けた日に密会していたと報じられたことについて「せめてその日はホテルに行かないとか、ちょっと我慢しなさいよ」と笑う。

 ジャーナリスト山路徹氏(55)は8日放送のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」で、山尾氏が疑惑を一方的に否定しながら質問は受け付けなかったことに「ベッキーの会見を思い出した。対応を相当誤った」とコメント。また、「好きになっちゃうと理性がなくなり周りが見えなくなる。本人たちは燃え上がってるから、周りが見えない。恋に落ちるっていうのは、いわば愚かになることだから」と自身も元妻の大桃美代子と前妻の麻木久仁子との三角関係騒動を起こした経験から持論を語った。

 8日放送のフジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」では、安藤優子キャスター(58)が“倉持弁護士は政策ブレーンとして山尾氏と政策立案などの作業をしていた”という釈明を「ちょっとキビシイかな」とバッサリ。

 タレントのピーコ(72)は8日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」で「ずうずうしいなと思った。行くとこ行ってるんだろうけど、何もしてないとか男女の関係じゃないとか」と厳しく批判した。