東京都の小池百合子知事は8日の定例会見で、今月3日に東京・歌舞伎座で歌舞伎俳優市川團十郎(48)と面会したことに関する質問に、「團十郎さんはやっぱりすてきでした」と振り返りながら、都が力を入れる江戸文化の発信に、あらためて意欲を示した。
小池氏は3日、「團菊祭五月大歌舞伎」の初日に歌舞伎座を訪れ、團十郎と面会し、「江戸文化を代表する歌舞伎がますます発展することを願っています」と激励。團十郎も伝統の継承に対する強い思いを語った。團十郎は東京オリンピック、パラリンピック関連の行事に参加しており、また、長女の市川ぼたんも都政関連のイベントに出演するなど、東京都とのつながりがある。
小池氏はかねて、江戸文化の世界遺産登録への意欲を口にしており、團十郎の父で12代目團十郎さんとも親交があった。会見で、今回の團十郎との面会や、3月の江戸東京博物館のリニューアルオープンなどを含めた江戸文化のさらなる発信に対する考えを問われた小池氏は、「團十郎さんはやっぱりすてきでしたね」と語った上で、「歌舞伎という文化は江戸のまさにカルチャーであり、衣装ひとつとっても江戸時代の文化そのものを伝えてくれている」と述べた。
その上で、「東京都として、これからも歌舞伎をはじめとする文化には、文化を進めていく、守っていくということでは、力を入れていきたい」とも語った。

