前大阪市長の橋下徹氏(48)が28日、自身のツイッターを更新し、次期都知事選へ出馬する可能性を否定した。

 小池百合子東京都知事(65)が次期衆院選に出馬する流れが固まりつつあり、同氏周辺が、後継選びに着手したとの情報も浮上。27日放送のテレビ朝日系「報道ステーション」では候補として橋下氏の名前が浮上していると報じた。

 この報道を受け、大阪府知事で日本維新の会の松井一郎代表(53)が「報道ステーション、次期都知事に橋下徹大阪市前市長人選か?って、100パーセントありえません。これが、報道番組か? 番組名をフェイクステーションにした方がいいですね」とツイートした。

 橋下氏は松井氏のツイートをリツイートし「東京の人は僕らを分かってないですね。もし本気でやるなら沖縄知事選。普天間の辺野古移設と引き換えに沖縄南北鉄道敷設、法人税・所得税・消費税・固定資産税・相続税などの大型減税特区設置、IR(カジノ)の誘致。都知事なんて全く興味なし。もちろん沖縄知事選はやりませんが」と書き込んだ。

 さらに民進党の前原誠司代表(55)が、同党所属の衆院議員らが小池氏が代表の「希望の党」に公認申請し、同党から出馬することを認める方針を固めたことについて「前原さんは本気だ。一呼吸置かずに一気に。これが政治なんだろうね。ただ前原さんは希望の看板を使わないようだけど、それだと民進の実力のある他の議員も希望の看板を使わないだろう。そうなるとポンコツガラクタだけが希望に行ってしまう」と懸念した。