民進党系の衆院会派「無所属の会」に所属する岡田克也常任顧問は27日、国会内で会見し、希望の党との新党「国民民主党」に参加せず、民進党を離党する意向を表明した。今後は無所属で活動する。「大きな塊(かたまり)をつくる目標は(執行部と)同じだが、山を登るための道が違うということ」と述べた。今後は国民と立憲民主党の「橋渡し役」に意欲を表明。

 一方で98年の旧民主党参加から数えて20年での離党となり、「残念というか、20年やったことは一体何だったのかと思わざるを得ない」と、悔しさもにじませた。同党の安住淳元財務相も同様に、民進離党と無所属での活動を表明した。