静岡・函南町の新たなご当地グルメ「函南カルボナーラ」のお披露目会が2日、道の駅・伊豆ゲートウェイ函南で開幕した「かんなみブランドフードフェスタ」内で行われた。

函南カルボナーラの定義は、函南町の地場産品を使っていること。同フェスタには4店舗が出店。1食500円、それぞれ限定100食が提供された。売り上げや味は競わず、地場産品を使用した商品開発を通じ、町の知名度やブランド力の向上を目的としている。同町は酪農業が盛ん。そのため乳製品を多く使用するカルボナーラが、ベース料理に選ばれた。

食品製造やレストラン経営をする酪農王国(函南町)は「丹那ハコブタカルボナーラ」を出品。調理担当の渡辺聡さん(52)は「卵以外は全て地元産の食材です。濃厚でミルキーな味を楽しんでいただきたい」と話した。3日も同所にて、限定100食が販売される。【古地真隆】