イチローが21日の引退会見で触れた愛犬の一弓(いっきゅう)にも、注目が集まっている。一弓は12年NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀 イチロースペシャル」などで登場。イチローがかわいがっている柴犬として知られていたが、近年は健在かどうか、一般的には不明だった。17歳7カ月と高齢だけに、ネットでは「一弓、元気だったのか」と驚く声も上がった。日本犬保存会は「柴犬は長生きしても15、16歳。この年齢は人間の100歳に等しい。かなりの高齢ですね」と解説した。

一弓はイチローの大リーガー時代を最初から最後まで支えた。イチローは会見で一弓について「おじいちゃんになってきて毎日フラフラですけど、懸命に生きているんですよね。それを見ていたら俺頑張らないとと思いますよね」と感謝した。ネットでは「家族みんなで支えあってきたんだね」「泣けた」と、共感の声が多数上がった。