羽根泰正九段(74)を祖父、直樹九段(42)を父に持つ羽根彩夏さん(16)が26日、都内の日本棋院東京本院で行われた平成30年度合同表彰式で、新入段者として登壇した。

祖父は1990年(平2)に加藤正夫王座を破り王座、父は2001年(平13)に柳時熏天元を破り、天元をそれぞれ奪取し、史上初めて親子での七大タイトル獲得者となったことで知られる。彩夏さんは「3世代で(のプロ入り)は初と聞いています。娘と言われないようにしたい」と笑みを浮かべた。