自由党の小沢一郎共同代表は2日の会見で、両党の合流をめぐり党内調整を続けている国民民主党の玉木雄一郎代表に対し、「4月中に(合流論に)ケリをつける。それで結論が出ないようなら、この話は、なしだ。スカッとしなきゃ」と述べ、“最後通告”した。話が4月中にまとまらない場合、合流は「ご破算」になるとの認識を示した。

小沢、玉木両氏は先月末の会談で、4月末までに結論を出す方針で一致したが、国民の衆院側には依然、小沢氏への警戒感がくすぶり、最終結論を出すタイミングがずれ込んでいる。

小沢氏は、部屋に張られた玉木氏のポスターを見て「このポスターの人が(合流論を)要請してきた」と述べ、「何もかにも含めて、4月中に結論を出すということだ」と述べ、早急な意見集約を迫った。