将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)が3期連続昇級を目指す、第32期竜王戦ランキング戦4組準決勝、高見泰地叡王(25)戦が24日午前10時から、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で始まった。

振り駒の結果、と金が3枚出て藤井は先手で先手2六歩、高見は後手8四歩とお互いに飛車先の歩を突き、スタートした。

一昨年の第30期では最下級の6組を制し、藤井は5組に昇級。昨年の第31期は5組で優勝し、4組に昇級している。高見戦に勝てば、決勝進出を果たすと同時に、3組への昇級が決まる。

両者は17年8月の順位戦C級2組で対戦し、藤井が勝っている。

持ち時間は各5時間。決着は同日夜の見込み。