安倍晋三首相とトランプ氏は26日午前、千葉県茂原市の「茂原カントリー倶楽部」で、通算5回目となるゴルフを約2時間半、行った。

両首脳のゴルフは4月に続き、2カ月連続。首相が、「USA」と書かれた赤いキャップ姿のトランプ氏をカートに乗せて運転する場面もあった。

前回17年の来日時の夕食会で、トランプ氏が「偉大なパットの名人」と絶賛した縁で、プロゴルファーの青木功氏も同行。青木氏はラウンド前、トランプ氏にパターをプレゼント。青木氏が勧めたクラブを使ったトランプ氏がナイスショットを放ち、最終的には首相を逆転したという。

両首脳はラウンドを挟んで朝食と昼食で意見交換。日米関係を左右する貿易赤字問題を抱える中、ハンバーガー好きのトランプ氏のため、昼食は米国産牛を使ったダブルチーズバーガーだった。首相は、「トランプ氏はディール(取引)と同じように大変タフなゴルファーだった」と述べた。