政治団体「れいわ新選組」代表の山本太郎参院議員は27日、都内で会見し、参院選での出馬形態について、従来の東京選挙区か、知名度を生かすための比例代表か明言しなかった。

「ここまで(結論を)引っ張れば最後まで引っ張らないと面白くない。さっさと言えばいいという声も聞くが、どうぞ引き続きしびれてほしい」と、かわした。全国の遊説で多くの聴衆を動員し「台風の目」と言われ始めた山本氏。4月10日の設立から今月26日までの2カ月で2億1162万円の寄付が集まり、参院選には10人を擁立する。この日は蓮池透氏に続き、女性装で知られる安富歩・東大東洋文化研究所教授(56)の擁立を新たに発表。安富氏は「子どもを守ることの原則を訴えたい」と、述べた。