れいわ新選組の木村英子参院議員は1日、国会に初登院した際の取材に、国会活動の前提となる「重度訪問介護サービス」を、当面参議院が負担するのが決まったことをめぐり、自己負担を求めた松井一郎大阪市長の意見に、「そういう考えの人もいるかとは思う」とべた。

「障がい者のことを、なかなか皆さんに理解してもらうのは難しいと思っている」とも、話した。

松井氏は「国会議員だからといって特別扱いするのは違う」と指摘した上で、だれにでも適用されるために制度を変えるべきとの認識を示していた。

木村氏は「私たちが求めてきた、介護を必要とする障がい者(全員)が、重度訪問介護サービスを使って就労できるようにという要望は、(今回は)認められなかった」とした上で「制度の改正には時間がかかる。多くの問題を解決するため、これからは国会の中で頑張りたい」と述べ、議員として制度の改正に向けて動きたいとの意向を示した。