橋本聖子参院議員が、11日の内閣改造で五輪相に内定した。

橋本氏は10日、都内で日本オリンピック委員会(JOC)の理事会に出席後、取材に応じ、首相から打診の連絡を受けていたことを明かした。

首相から電話はあったかと問われ「はい、今日ありました。オリパラ大臣と女性活躍の担当ということでお話があり、承った」と述べた。「しっかりやって欲しい」と要請されたという。JOC副会長を務めており、関係者によると一両日中に辞任する意向をJOC側に伝えたという。

橋本氏はスピードスケートと自転車で夏冬7回、五輪に出場。まさに「五輪の申し子」だ。山下泰裕JOC会長は、「ひとことで言うとうれしい。橋本さんくらい(五輪相に)ふさわしい人はいない。オリンピアンというだけではなくて、スポーツに対する思い、現場に対する思い(がその理由)」と述べ、歓迎した。