地域活性化プロデューサーの氏家秀太(うじけ・しゅうた)氏(52)が、任期満了に伴う神奈川県海老名市長選(11月3日告示、同10日投票)に無所属で立候補することが分かった。

氏家氏は成蹊大卒。企業経営の指導や研修などを手がける中央経営研究所(海老名市)の社長をつとめるかたわら、文化人としてテレビやラジオに出演。作家としても活躍していたが、今年に入って出馬の準備を始めていた。

同市長選には現職の内野優市長(63)が5選を目指し立候補を表明している。氏家氏は「無投票を許してはならない。市政の停滞を改善するため、内野市長の5選を阻止したい」。9月30日から始まるごみの有料化の撤廃、食育や栄養を重視する中学校給食の実施、少子高齢化の対策の充実、公共施設の運営見直しなどを訴えている。

10月4日に出馬表明会見を行う。