衆議院赤坂議員宿舎(東京・赤坂)で生活する自民党衆院議員の親族が、新型コロナウイルスへの感染が確認されたことが13日、関係者への取材で分かった。これを受けて同宿舎ではこの日午後、消毒作業が行われた。

一方、衆院事務局は、管理部に所属する50代の男性職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。関係者によると、職員は自動車課所属で、国民民主党の牧義夫衆院議員の運転手を担当。牧氏の事務所によると、牧氏本人に症状はないものの、男性職員が運転する車に最後に乗った今月3日から2週間後となる17日まで、万が一に備えて自宅で待機する。国会職員の感染が判明したのは初めて。