シャープは22日、自社生産して21日から特設サイトで販売を始めた不織布マスクについて、この日の販売を見合わせていることを、同サイト上で明らかにした。

午後2時半すぎ現在、「本日(4/22)の販売分に関しては現在見合わせております」との告知が、記されたままになっている。

マスクの国内流通不足解消に向けて始まった、同社のマスク生産。注目の高さもあって、21日は、販売開始時間前からサイトがつながりにくい状態が続いた。さらに、インターネットをつないで同社製品をIoT(モノのインターネット)で操作するサービスにも、アクセスに一部障害が発生するなどの混乱が発生。同社は、双方のネットワークを共有する部分もあるとした上で、担当者は「マスク販売が何かしらの影響を与えている可能性がある」と述べていた。

一連の混乱を受けて、同社は特設サイトで21日夜、アクセス障害が起きたことを陳謝。「現在、問題解消を図るべく、鋭意対策を進めております」と、対策を講じていることを明かし「次回販売につきましては、本サイトにて別途ご案内させていただきます」と、22日の販売延期を示唆していた。