今年は百貨店のお中元商戦が様変わりする。大阪・阿倍野区の近鉄百貨店は、インターネットの売り上げが前年同期比で3倍であることが分かった。3日、広報担当者によれば、今年はデジタルカタログから注文できるシステムを採用したという。オンラインショッピングが好調の理由として、同担当者は「コロナによる外出自粛の影響があるかもしれません」と明かした。店頭では待合席を1カ所から2カ所にし、“密”を回避する対策も取っている。

梅田の阪神百貨店は1日に販売を開始したばかり。売り場面積を拡充し、カウンターをアクリル板で仕切るなどの対策を取っている。大丸梅田店はオンライン注文が5月末時点で前年比80%増だったという。担当者は「ぜいたくなスイーツやおいしい物を自分用に購入される方もいらっしゃいます」と話した。