将棋の最年少プロ、藤井聡太七段（17）が渡辺明棋聖（36）に挑む第91期棋聖戦5番勝負の第4局が16日、大阪市の関西将棋会館で指され、後手の藤井が勝ち、対戦成績を3勝1敗とし、史上最年少で初タイトルを獲得した。17歳11カ月での初タイトルの獲得は、90年に屋敷伸之九段（48）が作った18歳6カ月のタイトル獲得最年少記録を30年ぶりに更新した。

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▼藤井棋聖への道のり…20年度公式戦全成績（18勝2敗）

左から月・日、藤井七段から見た勝敗、相手、棋戦、先手後手

4・3　○　千田翔太七段　竜王戦3組　先

4・10　○　菅井竜也八段　王位戦挑戦者決定戦リーグ白組　後

4・28　○※森内俊之九段 銀河戦Cブロック8回戦（テレビ棋戦）後

6・2　○　佐藤天彦九段　棋聖戦決勝T準決勝 先

6・4　○　永瀬拓矢2冠　棋聖戦挑戦者決定戦　後

6・8　○　渡辺明棋聖　棋聖戦5番勝負第1局　先

6・10　●　大橋貴洸六段　王座戦2予決勝　先

6・13　○　阿部健治郎七段　王位戦挑戦者決定戦リーグ白組　後

6・20　○　杉本昌隆八段　竜王戦3組決勝　先

6・23　○　永瀬拓矢2冠　王位戦挑戦者決定戦 先

6・23　○　※郷田真隆九段　銀河戦Cブロック9回戦（テレビ棋戦）　 後

6・25　○　佐々木勇気七段　順位戦B2 後

6・28　○　渡辺明棋聖　棋聖戦5番勝負第2局　後

7・1～2　○　木村一基王位　王位戦7番勝負第1局　先

7・6　○　橋本崇載八段　順位戦B2　先

7・7　○　稲葉陽八段　銀河戦Cブロック10回戦（テレビ棋戦）　後

7・8　○　羽生善治九段　銀河戦Cブロック11回戦（テレビ棋戦）先

7・9　●　渡辺明棋聖　棋聖戦5番勝負第3局　先

7・13～14　○　木村一基王位　王位戦7番勝負第2局　後

7・16　○　渡辺明棋聖　棋聖戦5番勝負第4局　後

 

 

テレビ棋戦の月日は放送月日。※は前年度収録