自民党総裁選に出馬表明している岸田文雄政調会長(63)が14日午後、投開票直前に決起大会を都内のホテルで行った。

会場内でカツカレーを食べた後、あいさつに立った岸田氏は「思い出すと、夢のように時間がたっていきました。戦いの中で、私自身も新しい岸田文雄、キッシーをしっかりと皆さまにお見せしてきました」などと話すと、会場から拍手や「キッシー!」と激励の声が上がった。

菅義偉官房長官が有利とみられる中、厳しい戦いを続けてきた。岸田氏は「選挙は投票箱が閉まるまで。私自身も何ができるのか、最後の一瞬まで行動したいと思う。最後まで頑張ったからこそ、見える景色がある」とし、最後まで戦うことを誓った。