昨年12月20日に京都市内で開催された女子の全国高校駅伝で、交通規制を無視して乗用車でコースを横切った60代男性が、書類送検された。14日、京都府警交通指導課が明らかにした。

男性は当時、女子駅伝の最終5区(5キロ)の3キロ付近で警察の制止を振り切って、コースに侵入。京都代表の立命館宇治(京都)の選手の目の前を強引に横切り、あわや接触する寸前になっていた。選手はレース中だったが、車をよけたためケガはなかった。男性は警察の調べに「早く帰ろうと思って、イライラして、選手の前を横切った」と話しているという。