日本将棋連盟は5日、20年の獲得賞金・対局料ランキングを発表した。高校生プロ、藤井聡太2冠(王位・棋聖=18)は4554万円でランキング4位になった。19年は9位で2108万円だったが、大きくジャンプアップした。

藤井は昨年7月、17歳11カ月の最年少で棋聖の初タイトルを獲得した。18歳1カ月となった8月に王位も獲得し、史上初の「10代2冠」を達成した。棋聖戦の王位戦の優勝賞金額は非公表だが、2つのタイトル獲得が大きかったとみられる。

首位は1億645万円の豊島将之竜王(30)。昨年に続き2年連続で首位となった。