もうすぐバレンタイン。約1年前に起きた新型コロナウイルスの感染拡大以降、恋愛とコミュニケーション事情の変化が浮き彫りになった。

アダルトグッズで知られるTENGA(テンガ)が毎月配信しているニュースレター「月刊TENGA」が、2020年3月以降にお付き合いするパートナーができた20~34歳の男女を対象に行ったカップル間でのコミュニケーションに関する実態調査によると、増加した出会い方として「マッチングアプリ」が36・7%(20年2月のコロナ前33・3%)、「オンライン婚活パーティー」3・3%(同1・7%)。一方、減ったトップ3は「学校」10%(同36・7%)、「友人・知り合いの紹介」25%(同46・7%)、バー・居酒屋3・3%(同11・7%)と、対人接触が減り、IT系の出会い方が目立った。

また、変化したパートナーとの過ごし方ランキングでは、「ビデオチャット」が20%と、コロナ前の10%に比べて倍増。「自宅で一緒に過ごす」も56・7%(同48・3%)と、「巣ごもり」も増えた。

一方、外食76・7%(同80%)、オフラインのイベント参加5%(同11・7%)、旅行やドライブ40%(同55%)、ショッピング68・3%(同85%)と、外出が減った。自由回答の中には、「スーパーでまとめて食品を買って、家から1歩も出ずずっとイチャイチャ」(30代前半男性)、「エッチが増えた」(20代後半男性)といった回答もあった。