焼き肉店「韓国苑」を展開する大心産業(大分県別府市)は、アルバイト従業員による不適切動画がSNS上で拡散されて問題となったことを受け、謝罪した。

同社公式サイトに15日、小野久美香代表取締役の署名で謝罪文を掲載。「弊社が運営する韓国苑別府店において、アルバイト従業員による不適切な行為を撮影した動画が、令和3年4月14日に個人のSNSアカウントで公開された事実を確認致しました」と言及し、「コロナ禍で衛生管理が問われる中、当該行為によりお客様に大変不快な思いをさせてしまいましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

問題となっていた動画では、数人の従業員が調理場内でソフトクリームメーカーから口に直接流し込む様子などが収められていた。同社は「その動画に関与した4名のアルバイト従業員より聴取したところ、不適切行為を認めましたので懲戒解雇処分と致しました」と報告。「今後は保護者同伴で話し合い、当事者に対し厳粛な対応を進めて参ります」とし、「弊社では今回の事件を重く受け止め、常日頃の教育不足を猛省致します。直ちに再度従業員教育を徹底し、再発防止に努めて参ります。この度は、お客様に多大なご迷惑とご不快ならびにご心配をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます」とした。