日清食品と小林製薬が、カップ麺の残り汁の処理に使える「残ったスープ固めるパウダー」を共同開発した。

71年に誕生した「カップヌードル」は、今年で50周年を迎える。家庭やオフィス、アウトドアなどさまざまなシーンで食べることができ、親しまれてきた。一方で、日清食品の広報担当者は「汁が捨てづらいという考えが以前からあった」と明かした。飲みきることができず、シンクに流したり、キャンプ場などで捨ててしまう人がいるようだ。

使い方は、残り汁の入った容器にパウダー1袋を入れる。かき混ぜるとスープの色が薄くなっていき、10秒程度で固まっていく。そのまま、容器ごと燃えるごみとして捨てることができる。

パウダーは日清のオンラインストアで対象商品1食を買うごとに1袋が付いてくる。同キャンペーンは25日まで。キャンプ場「PICAリゾート」では宿泊する客に、カップヌードル2食とパウダー2包をプレゼントする。パウダーの数に限りがあり、期間は5月9日まで行われる。