東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織員会は23日、聖火リレーに関し、5月13日から始まる山口県以降は、予定通り公道で実施することを発表した。

山口県(同13、14日)、島根県(同15、16日)、広島県(同17、18日)、岡山県(同19、20日)、鳥取県(同21、22日)、兵庫県(同23、24日)、京都府(同25、26日)、滋賀県(同27、28日)の実施形態に言及。「ただし、実施予定日において、新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言の発令、またはまん延防止等重点措置の適用や、都道府県独自の緊急事態宣言等が発出されているなどの状況によっては、オリンピック聖火リレーの実施方法については変更になる場合があります。引き続き各都道府県の実行委員会とは緊密に連携し、安全最優先で聖火をつないでいけるよう、協議を継続してまいります」とコメント。緊急事態宣言が25日から発令される兵庫県、京都府などを含み、今後の感染拡大状況によっては変更される可能性はある。

これまで、大阪府は公道開催を中止し、万博記念公園内での集中開催で実施し、松山市ではランナーが走らずにトーチキスのみで聖火をつないだ。5月1、2日に予定している沖縄県も公道でのリレー中止を表明し、実施方法を検討している。

また、5月29、30日に予定されている福井県以降についても、通常通り公道での実施を予定している。