秋篠宮家の長女眞子さま(29)との結婚が延期になっている小室圭さん(29)が、留学先の米ニューヨーク、フォーダム大ロースクールを修了した。23日、オンラインで学位授与式が行われ、学位取得者の名前が読み上げられる中、小室さんも法務博士コースの1人として「Kei Komuro」と紹介された。紹介される際、自分の写真やメッセージを添える人も多かったが、小室さんは名前だけの表示だった。今後は弁護士資格取得を目指し、7月下旬のニューヨーク州の司法試験を受けるとみられている。

小室さんは17年9月に眞子さまとの婚約が内定したが、母親とその元婚約者との金銭トラブルが報じられ、18年2月に結婚関係儀式が延期。同年8月に留学した。

この間、金銭トラブルについては、19年1月に「解決済みと理解」との内容の文書を発表。昨年暮れに宮内庁から説明責任を果たすよう求められると、今年4月8日には28ページもの文書を発表し「切実に名誉の問題」、借金と捉えられかねないため解決金を提案していないなどと主張したが、世間の批判は高まる一方。わずか4日後に一転、解決金を渡す意向を示すと、関係者、国民の反発は一層強まった。同27日には元婚約者がコメントを発表。母親と話し合い最終判断したいとの意向を明らかにしたが、元婚約者の代理人によると、その後も動きは何もないという。

卒業という節目を迎えたが、今後、小室さんが帰国するかは不明。帰国するなら司法試験後ではないかとの見方もある中、小室さん側の対応をめぐっては、文書ではなく会見などを求める声も出ている。問題をどう解決していくのか、どう説明していくのか、注目される。