東京都の小池百合子知事は18日、都庁で新型コロナ対策本部会議を開き、まん延防止等重点措置に移行する21日以降の都の措置内容を決定した。小池氏は「ポイントは人流の抑制、ワクチン接種の加速。なんとしても再拡大を抑えていきます」と話した。

4月25日の緊急事態宣言発令から飲食店などに酒類提供の全面停止を要請してきたが、条件付きで緩和。国が定めている、アクリル板設置、食事中以外のマスク着用の奨励などの基本4項目を順守している店舗で、都の感染防止ステッカーを掲示してコロナリーダーの登録と研修を修了していることなどが条件。提供を認める対象客は2人以内、午前11時から午後7時までの90分間以内のオプションを追加した。営業時間に関しては国の基本的対処方針通り、午後8時まで。

期間は6月21日から7月11日。重点措置区域は23区および檜原村と奥多摩町を除く多摩地域の市町とした。